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今なお進化を続けるブランド:LAD MUSICIAN

今回は「LAD MUSICIAN」というブランドについて解説して参ります。
わたしがファッションに関して興味を持ち、ファッション雑誌を買いあさっていた時代
大体2000年以降、毎回のようにこの”LAD MUSICIAN”というブランドは多く取り上げられてました。
コレクションもロックの音楽が鳴り響き、伏し目がちのモデルが気だるそうにランウェーを歩いていたのが印象的でした。
近年、以前の様な媒体で見ることは少なくなってきましたが、デザイン、クオリティは進化を続けております。
そんな”LAD MUSICIAN”をご紹介します。

  • ブランドの歴史
  • 有名人に共感されるブランド
  • このアイテムを着るべき

以上の内容でご紹介して参ります。
最後までお付き合いください。

  • ブランドの歴史

1995年、黒田雄一氏によりLAD MUSICIAN(ラッドミュージシャン)が設立
黒田雄一氏は東京出身、エスモードジャポンを卒業後、ニューヨークに渡り
ウエディングドレス製作を手掛ける。
帰国後、舞台衣装のデザインやポスターなどの作成などを経験し2005年ラッド ミュージシャンを
設立。

1998年、東京代官山に初の直営店をオープン(2020年6月閉店)。
2005年、ギターメーカーのフェンダーU.S.Aとコラボレーション。
2009年、旗艦店の新宿店がオープン
2011年、渋谷店をオープン
2021年以降は東京では原宿、新宿、渋谷の3店舗を、名古屋、大阪、福岡にを直営店構える。

基本コンセプトは『音楽と洋服の融合』、音から得た不可視のインスピレーションを洋服という有形の物へ落とし込んでいる。
ロックムードを漂わせつつもミニマルかつモードなコレクションを展開。
細身で洗練されたシルエット、それに相反するオーバーサイズの合わせることでメリハリをつけたコーディネートを演出

2023年SS
www.fashionsnap.com
今シーズンのテーマは『CAN YOU FEEL IT』
真夜中の地下のクラブで流れる、キング牧師の演説「I have a dream」をミックスしたラリーハード(Larry Heard)の楽曲「Can You Feel it」から着想を得て、自由や”あらゆるものからの解放”を追い求めた時代の雰囲気を落とし込ん出ます。
コンセプトアイテムとなる花柄のプリントの上下オーバーサイズのセットアップからコレクションがスタート
スタートから目を引くインパクトのあるプリント柄は、毎シーズン展開する絵画プリントで古い絵画からこの花の部分をトリミングし、総柄に仕上げセットアップだけでなく、アノラックパーカーやトラックスーツにも落とし込まれてます。

  • 有名人に共感されるブランド

ロックがキーワードであるため、結構有名人がこのLAD MUSIANを着用することが多いです。
木村拓哉:映画「レジェンドオブバタフライ」でのインタビューの際にてダイヤ柄のニットカーディガンを着用
木村カエラYoutubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にて披露した際に着用していたキムタクの着用していた
ニットカーディガンのプルオーバータイプ
www.youtube.com
綾野剛:フジテレビ番組「僕らの時代」に登場した際に着用していたのがモヘアニット
他にも、米津玄師や星野源などにも広く愛用されてます。

  • このアイテムを買うべき

クルーネックプルオーバーニット:
https://zozo.jp/shop/ladmusician/goods/72382581/?did=118906584

ZOZO Townより

細かく編み立てられデザイン性の強いジャガード編みで細かい柄を表現したニットプルオーバー。
コーマ綿の極細糸を使用することで、自然な光沢と丈夫で柔らかな風合いを持っています。
毎シーズン、コレクションテーマに沿った柄をジャガード編みで創り上げ展開されてます。

花柄アイテム:
LAD MUSICIANのキーデザインであるFlower Print(花柄)は毎シーズン様々なアイテムを展開してます。

23SS コレクションより

カートコバーンアイテム:
ロックがデザインの根底にあり、その中でもNIRVANAニルヴァーナ)のカートコバーンをイメージしたデザインをコレクションで数多く発表している。


>>2017年AWコレクションより<<
2023年SSでもやはりカートコバーンを彷彿させる商品も登場してます。


https://www.instagram.com/p/CrvJUmBvypv/
古着好きは雰囲気はそのままにクオリティ、デザイン性の高いこのブランドを経験されるのもお勧めです。

日々進化を続けているこのブランドは
以前のような攻撃的なデザインは少なくなっているように思えるが
しっかりとした揺るぎないデザインは唯一無二の存在として今でもしっかりと生き続けています。

20歳代によく着られていた方も今一度”LAD MUSICIAN”というブランドを見直してみるのも良いのではないでしょうか?